シーズ 整理番号 |
プロジェクトのテーマ | 対象疾患 |
C-101 | アルツハイマー病根本治療薬の開発 | アルツハイマー病 |
B-101 | 多系統萎縮症治療薬の開発 | 多系統萎縮症 | B-102 | 自閉症中核症状治療薬の開発 | 自閉症 |
シーズへの取り組み
- C-101 アルツハイマー病 根本治療薬の開発
アルツハイマー病の発症原因の一つはアミロイドβペプチド(Aβ)という約40残基のペプチドの蓄積と考えられており、Aβの生成阻害が病気の根本的治療法として有望視されています。Aβは、その前駆体蛋白質がBACE1とγセクレターゼという二種類のプロテアーゼで二段階切断されることによって生成されます。従って、これらのプロテアーゼの阻害剤はアルツハイマー病の根本治療薬になりうると期待されます。
早期・探索開発推進室は、BACE1阻害剤であるTAK-070について医師主導による臨床試験を行っています。現在は、附属病院内に新設したPhase 1ユニットで平成25年3月から第Ⅰ相試験を行っています。